外国人観光客を増やしたい!
インバウンド
主に外国人が日本を訪れる旅行のことを指すビジネス用語。また、コール-センターの業務で,着信(受信)のことや、IT業界でシステムが外部からデータを受信することをインバウンド通信と呼びます。
4コマ劇場
インバウンドバフトーク
今日はインバウンドじゃな。チャッピーさん解説を頼むぞぃ。
お任せくだサイ。インバウンドは日本でも特に力を入れている事業デス。
ほぉぉー。ただ、インバウンドが自分にどう影響するのか分からんな。
観光客が増える事でいろいろな需要がデマス。良いこともありますが、問題もありマス。
なるほど。90秒攻略で詳しく教えてほしいぞぃ!
「インバウンド」90秒攻略
攻略難易度★★/バフ効果★★★★
- インバウンド簡単解説
- インバウンドで何が良くなる?
- インバウンドの課題
インバウンド簡単解説
インバウンドとは、一般的に海外から日本に来る観光客の事を指します。それによってビジネスや文化交流が盛り上がり、日本の経済も向上していきます。日本政府観光局(JNTO)の発表ではコロナの影響もあり、2022年は約380万人でしたが2023年では2500万人を突破しました。まだまだインバウンドによる経済効果は伸ばせる可能性が高いですが、いくつかの課題を解決していく必要もあります。
出典「日本政府観光局(JNTO)」
インバウンドで何が良くなる?
インバウンドは日本の経済にとって非常に重要な役割を果たしています。分かりやすい部分では【ホテルなど観光業】、【飲食店やレストラン】、【お土産や工芸品】などの様々な場所でお金が使われます。これによって、その地域の人々の仕事が増えたり、新しいビジネスが生まれたりします。また、間接的に商品を運ぶ運送業や材料を供給する会社も仕事が増えて経済を豊かにしていきます。
インバウンドの課題
観光客が集中する事で、地域の環境に負担がかかる事や文化の違いによるトラブルなどが起こります。これらの課題を解決しながら、インバウンドの良い影響を最大限に活かす必要があります。
- 訪問者の国籍の偏り:
- 訪日観光客の多くが特定の国籍から来ています。その国との関係が悪化した場合や、自然災害などが起こった場合に観光客数が大きく減少するリスクがあります。
- 訪問地域の偏り:
- 観光客が東京・京都・大阪などの特定の地域に集中し、地方の魅力的な観光地が見過ごされがちです。これにより、地方経済の活性化が進まないという問題があります。
- インフラ整備の遅れ:
- 地方部では特に、多言語対応の案内表示や公共交通機関の利用方法の案内が不十分で、訪日観光客が不便を感じることがあります。
- 人材不足:
- 観光関連業種で多言語に対応できる人材が不足しており、サービスの質の向上が求められています。
るりりかの舞台裏(体験談)
現在、日本にとってインバウンド事業は大きな収入源となっており、コロナ禍からの回復を経て新たな成長期を迎えているとされています。2024年も大幅に増加が見込まれ過去最高になる可能性が高く、政府としても2030年までに6000万人まで増加される目標を掲げています。インバウンド事業を頭の片隅に入れておくと、ビジネスチャンスが広がります。皆さんにインバウンドバフがかかるのを願っております。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。