気を付けて!最悪のデバフ
「ピーターの法則」
この法則は、「能力主義の階層社会では、人は自分の能力の限界まで昇進し、その結果、無能な人材が各階層に溢れるという法則」で教育学者のローレンス・J・ピーターが提唱したものです。
4コマ劇場
「ピーターあるある」
会社で昇進した時に評価されていた能力ではなく、違う能力が求められて無力化し評価が下がる
ピーターの法則バフトーク
鈴木部長、田中さんが課長になってからいろいろ悩んでるみたいですが大丈夫ですか?
う~ん、昇進した時に現れるピーターの法則にハマってる可能性が高いな…。この法則はワシが知ってる中でも最悪のデバフ効果があるから要注意なんじゃ。
最悪のデバフ効果ですか!?怖いですね…。
この法則が案外知られてなくてな。知っておくと心のプレッシャーも軽くなるから学んでおいた方がいいと思う。ワシのピーター対策であれば教えるぞい。
ぜひ知りたいです!みんなもピーターの法則90秒攻略にチャレンジしましょう!
「ピーターの法則」90秒攻略
攻略難易度★★★★/デバフ対策★★★★★
- なぜ起こるのか?
- 必要な能力を知る・伝える
- 誰でもなると理解する
なぜ起こるのか?
「ピーターの法則は、なぜ起こるのか?」を考えていきましょう。身近で起こるパターンとして「会社で昇進したら仕事ができない・評価されない」ことが多く、原因は会社がしっかりと必要なスキルを教えていなかったり本人が必要なスキルを知らなかったケースが多いです。自分にも周りにも起こる可能性がある最悪な法則ですが、対策をしっかりとすれば解決できるようになります。一般的にどのような解決方法があるのか見てみましょう。
田中さんも気になってますが、ピーターの法則は会社側の対策方法が一般的に広がっています。ただ、会社任せにするとまったく対策をしていない事もあるので、自分でピーターの法則にハマらない対策を考えていきましよう。
必要な能力を知る
ピーターの法則を身近で感じるのは自分が昇進した時で、一番多いケースは自分の部署などで昇進する事です。そこでお聞きしたいのは、皆さんは自分の上司(自分の未来)がどんな仕事をしているか知っていますか?知っているようで知らないのが上司の仕事で、見えない部分で多くの仕事をしている場合があります。上司の仕事を知るために本人から聞けるのが一番ですが、聞けない場合は業務リストなどを見せてもらうのもおすすめです。上司との関係性に合った調べ方を探してみてください。
聞かれると「ん!?」となる上司もいるので、関係性が悪くならないように聞き方を気を付けましょう。「全体的な会社の流れを知りたいので」など他の理由を一言を添えるといいかもしれません。その後は、その業務に必要なスキルを学んでほしいです。
誰でもなると理解する
ピーターの法則は誰でもなると理解することが一番大切です。なぜなら誰にでも起こる可能性があるのに、自分が無能だと勘違いをしてしまい精神的に病んでしまうからです。そのため、私は社員が昇進する時にこの法則を説明をしていました。またピーターの法則を理解していると周りがなった時に、お互いに落ち着いたコミュニケーションが取れるようになります。もちろん、それだけで能力が向上するわけではありませんが、必要な能力をポジティブに学んでいくために理解している事はとても大切です。
るりりかの舞台裏(体験談)
ビーターの法則は。私の知識の中でも知っておいて本当に良かったデバフ対策です。もし知らなかったら、社員が昇進した時に何の対策をせずに責めてしまっていたかもしれません。ぜひ、みなさんも自分がなった時・誰かがなった時に「これは誰でもなるんだ」という気持ちで、落ち着いてコミュニケーション・対策が出来ることを願っています。あなたにすばらしいバフ活が訪れますように!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。